譲渡の流れ・猫の譲渡条件

Requirements to Adopt a Cat

猫の駆虫・猫エイズ・猫白血病について

Anthelmintic, FIV, FeLV

保護している猫達は、身元不明や保護前に適切な治療を受けていない猫が多いため保護当初おなかに回虫や条虫がいたり、ダニなどなんらかの虫がいることが殆どです。

レボリューションやプロフェンダー・ドロンタール等の駆虫薬にて駆虫しておりますが、各個体の譲渡時期によっては完全に落ち切っていない場合もございますので、(1回目の駆虫後、次の駆虫時期は2,3週間ほど必要となるため)譲渡後は必ず動物病院にて便検査を受け、引き続き虫がいなくなるまで駆虫してあげてください。

両検査は、生後6ヶ月以下の猫は正しい検査結果が出ない為、両感染症の血液検査を実施しておりません。保護した時点で生後6ヶ月以上の猫のみ実施しています。検査を実施していない猫の血液検査を希望の場合、検査費用は「検査を希望する方」の負担となりますのでご了承下さい。

人間や犬や他の動物には感染しません。猫同士の感染症です。犬と一緒に飼育・単体で飼育・部屋を分けて飼育・猫エイズ陽性同士・猫白血病陽性同士等での飼育の工夫をする事は可能です。

陽性猫から生まれた子猫や陽性猫に噛まれたり陽性猫を血が出る程噛んだり交尾などで感染します。詳しい内容はインターネット検索などでお調べください。

当会で検査していない猫が譲渡後に陽性だった場合、当会では一切の責任を持てませんので、あらかじめご了承ください。

譲渡を希望する方は、下記の譲渡条件を必ずお読みください。

猫の譲渡条件

改正動物愛護管理法では、動物の飼い主は、その動物が命を終えるまで 適切に飼養する「終生飼養」の責任があることが 法律上決められています。動物愛護管理法(環境省)

●犬や猫を飼育するにあたり、毎年のワクチン・フード・シーツ・猫砂等の雑費など継続的に費用がかかり、さらに病気の時の治療費などは高額になる事を理解している。

●終生、愛情と責任を持って最後まで飼養する。
●ペット可住居に居住している。
●脱走防止を徹底する(自宅の脱走防止・マイクロチップや迷子札の装着)
●同居ご家族全員が新たに動物を迎える事を賛成している。
●長期で家を空ける時(入院・旅行・帰省等)面倒を見る人がいる。
●一人暮らしの方・同居家族全員が仕事・学校等で留守の場合、犬猫が寂しくないよう長時間留守がないように努力する。

●ご自身・ご家族にアレルギーが出た場合、人間側が治療し飼育を続ける。
●命に関わる程のアレルギーが出た場合は当方へ相談し、新しい飼い主を探す。
●結婚・妊娠・出産・引っ越し・離婚等いかなる理由でも飼育放棄はしない。
●万一、深刻な理由で飼育が困難になった場合は、必ず当会へ連絡・相談の上新しい飼い主を探す。

●応募フォームには個人情報も含まれます。選考する上で重要ですのでご理解頂けますと幸いです。
●内定となった場合、誓約書への記入・身分証明書の提示をお願いしております。
●譲渡後1週間後に、近況をご報告お願い致します。1週間経過後は、気が向いた時など時々送って下さると私達の励みになります!

●猫は、行方不明・交通事故・伝染病防止の為、【完全室内飼】をし、玄関や窓など脱走防止・転落防止を心がける
●猫は、散歩は必要ない為、自由に外に出したりしない。ハーネス・首輪・紐などをつけての散歩も禁止しております。
●猫の性質を理解し、慣れるまで時間がかかる事を理解している
●猫が膝に乗らない、一緒に寝てくれない、あまり甘えてくれない等の人間の自分勝手な理由で飼育放棄をしない。
●先住猫がいる場合で、猫を希望の場合、先住猫の避妊・去勢が完了している事が条件となります。(高齢や病気で獣医師指導の元、実施出来ない場合を除く)

先住犬・先住猫がいない場合
・トライアルはございません。


先住犬がいる場合

・先住犬が子犬・成犬で、希望の犬が子犬の場合→トライアルなし
・先住犬が子犬で、希望の犬が成犬の場合→要相談
・先住犬が成犬で、希望の犬が成犬の場合→トライアルあり(2週間)
・先住犬が子犬で、猫を迎える場合→トライアルなし
・先住犬が成犬で、猫を迎える場合→トライアルあり(2週間)

子犬・子猫・成猫の命の危険がある場合は、譲渡契約を解除する事ができます。
(お迎え、返還の際の交通費は譲受者のご負担となります。また、活動支援金10,000円は返金出来ませんので予めご了承ください)


先住猫がいる場合

・先住猫が子猫・成猫で、希望の犬が子犬の場合→トライアルなし
・先住猫が子猫・成猫で、希望の犬が成犬の場合→トライアルあり(2週間)
・先住猫が子猫・成猫で、希望の猫が子猫の場合→トライアルなし
(高齢の先住猫がいる場合、先住猫のストレスになる為、基本的には子猫はオススメしません。)
・先住猫が成猫で、希望の猫が成猫の場合→トライアルあり(2週間)

子猫・成猫の命の危険がある場合は、譲渡契約を解除する事ができます。
(お迎え、返還の際の交通費は譲受者のご負担となります。また、活動支援金10,000円は返金出来ませんので予めご了承ください)

下記に該当する方は、自分に予期せぬ事が起きた場合に飼育を引き継いでもらえる【明確な後継人】が必要です。後継者の方も譲渡誓約書に住所・氏名・電話番号等の記入と、身分証明書の提示をして頂きます

●単身・一人暮らし
●未婚で、同居人が60歳以上のみの方。
●未婚、又は単身で同居人が20歳以下のみの方

●応募者が60歳以上
子犬・子猫や希望の犬猫の年齢によっては譲渡をお断りさせて頂く場合がございます。
●入籍の予定が決まっていない同棲カップル
(結婚の予定のない同棲カップルの場合は譲渡出来ない場合があります。同棲解消、婚約解消の事も踏まえてどちらかが必ず引き取れるかよくお考えください。)

下記に該当する安定した収入のない方には譲渡は行なっていませんので予めご了承下さい。
●無職の方
●生活保護受給者
●厚生年金・国民年金に余裕のない方(*1)
●20歳以下
●70歳以上
●学生
*20歳以上の学生で実家住まいの方はご相談ください。

(*1)退職金や厚生・国民年金受給者で、ご自身の生活と飼育する犬猫に必要な飼育費・医療費がかけらる方はこちらに該当しません。
( 2)専業主婦の方は、配偶者がお勤めであれば問題ございません。

●犬猫が病気になった場合、必ず適切な治療を受けさせる
●譲渡後に追加ワクチン接種・駆虫が必要な場合は必ず行う。
●先住犬・先住猫がいる方は去勢・避妊・ワクチンを積極的にする。(獣医師の指導に従って下さい)
(同種類の動物で、譲渡動物と性別が違う場合、先住犬猫が未去勢・未避妊のままでは譲渡は出来ませんのでご了承ください。(高齢犬・高齢猫・病気などで獣医師指導の下実施出来ない場合はご相談ください)

●譲渡が成立した場合、子犬・子猫の子達を適齢になったら避妊去勢を必ずする。
(子犬・子猫の譲渡はワクチン接種後、成猫は避妊・去勢手術・ワクチン接種後になりますのでご了承ください)

●毎年1年に1度のワクチン(犬は狂犬病ワクチン含む)を必ずする。(病院によっては接種間隔が違いますので、通う予定の病院とご相談ください)

●【募集中の猫は】譲渡の際に、活動支援金として1匹につき10,000円(医療費・ワクチン1回目・保護費用等)をお願いしております。追加ワクチン(子猫は2回目・成猫は次年度からの1年に1度のワクチン)・避妊去勢・血液検査(猫エイズ・猫白血病)が済んでいる場合は別途実費のご負担を頂いております。

●【子犬は】譲渡の際に、活動支援金として10,000円(医療費・ワクチン1回目・保護費用等)とネクスガード(又はシンバリカ)1,500円の合計11,500円のご負担をお願いしております。(譲渡時期によっては、2回目のワクチン費用も加算されます)

正確な金額につきましては、犬猫の個別のプロフィールをご確認ください。

●飼育環境の確認は、応募フォーム送信後に室内の写真の送信をお願いしております。

●犬・猫が過ごす予定のお部屋の写真を最低3枚以上ご用意ください。主に動物が過ごす予定のリビングやリビング以外のお部屋等、お部屋全体がわかるように「お部屋の角」から撮影して頂くとわかりやすいです。床のみ、家具のみ等のお写真では環境確認できません。飼育環境の写真は選考する上で重要なポイントとなります。動物に誤飲や室内事故の危険がないか、脱走しやすいお部屋ではないかなどを確認させて頂いております。

【注1】同じ子に、複数の応募がある場合がございますので、まずは応募フォームを送信後にお写真の準備で大丈夫です。(フォーム送信後2日以内にメールにて送信してください) お写真の準備にお時間がかかる場合は、お知らせください。

【注2】フォーム送信直後に飼育環境確認のお願いのメールが、お申込者のメールアドレスに届きます。受信箱に見当たらない場合は、迷惑メールフォルダやその他の受信フォルダをご確認ください。10分ほど経っても見当たらない場合は、ご入力頂いたメールアドレスが間違えてる可能性やキャリアメール以外のメールの受信拒否設定がされている可能性があります。詳しくはこちらをご確認ください。→ メールアドレスについて